2019.6.13
お知らせ
院内研修の報告(高次脳機能障害について)
当院では年間スケジュールを立てて、
院内集合教育
を実施しております。
その中で、職員の疾病の理解を深める為の取り組みも行っています。
2018年度は「統合失調症」「依存症」「発達障害」「レビー小体型認知症」「人格障害」
の研修を行いました。
そして
4月16日(火)に、「高次脳機能障害について」森田喜一郎先生に講義して頂きました。
昨今、交通事故の重篤化により外傷後高次脳機能障害も増加しているようです。
外傷後高次脳機能障害は、交通事故等の外傷後、脳機能の器質的障害により
失行、失語、失認等の巣症状に、記憶障害、注意障害、社会的行動障害等の認知機能障害を
主とする疾患です。そして、受傷後の社会復帰への道は遠いのが実状のようです。
先生が今まで、高次脳機能障害の特徴と治療について研究・検討なさったことを、
疾患説明、診断基準から治療・リハビリのポイント等を事例も交えてお話してくださいました。
”辛くても、苦しくても感動はある。訓練は記憶に残る!”
”楽しい・快適な情動体験を多くして、悲しい辛いという外傷体験を軽減するということを基本とし、
患者と共感し信頼関係を作っていくような治療的関わりと、認知機能の機構を考慮したリハビリを
していかなければならない”
多くの患者さんを診て、訓練も実践してこられた先生のお話は大変勉強になりました。
この疾患は診断の難しさ、治療、訓練の難しさがあります。
それ故、治療者側の疾患に対する理解を深めていくことが、とても重要であると思いまいした。
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その中で、職員の疾病の理解を深める為の取り組みも行っています。
2018年度は「統合失調症」「依存症」「発達障害」「レビー小体型認知症」「人格障害」
の研修を行いました。
そして
4月16日(火)に、「高次脳機能障害について」森田喜一郎先生に講義して頂きました。
昨今、交通事故の重篤化により外傷後高次脳機能障害も増加しているようです。
外傷後高次脳機能障害は、交通事故等の外傷後、脳機能の器質的障害により
失行、失語、失認等の巣症状に、記憶障害、注意障害、社会的行動障害等の認知機能障害を
主とする疾患です。そして、受傷後の社会復帰への道は遠いのが実状のようです。
先生が今まで、高次脳機能障害の特徴と治療について研究・検討なさったことを、
疾患説明、診断基準から治療・リハビリのポイント等を事例も交えてお話してくださいました。
”辛くても、苦しくても感動はある。訓練は記憶に残る!”
”楽しい・快適な情動体験を多くして、悲しい辛いという外傷体験を軽減するということを基本とし、
患者と共感し信頼関係を作っていくような治療的関わりと、認知機能の機構を考慮したリハビリを
していかなければならない”
多くの患者さんを診て、訓練も実践してこられた先生のお話は大変勉強になりました。
この疾患は診断の難しさ、治療、訓練の難しさがあります。
それ故、治療者側の疾患に対する理解を深めていくことが、とても重要であると思いまいした。